ささき動物病院

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イヌの肥満について

肥満は、体脂肪の過剰な状態であるといえます。
肥満による影響は、不活発、疲労、暑さに対しての抵抗力の低下。体重過重による腰、足の関節障害。心臓の負担の増大。不整脈。膵臓や肝臓への負担(膵炎、脂肪肝のリスクの発生)。真性糖尿病のリスク。呼吸器系の機能低下(肺の喚起能力の低下)。場合により肺の気管への影響(気管虚脱:空気の通過が困難になる)。免疫能力が低下し、感染に対して弱くなり、治癒が遅延する。生殖に関しては、難産、発情回数の減少、繁殖能力の低下などがあげられます。

肥満の確認は主観的なものによりますが、胸の肋骨が触れられるかどうか、腰部のくびれが確認できるかどうかが標準とされ、大きな目安となり判断します。これは、ボデイ、コンデション、スコアーと呼ばれ、5段階評価とし、3以上が肥満とします。1kgの体脂肪を燃焼させるには、7700kcalの消費が必要とされます。ですから、10kgの愛犬が9kgの理想体重にしなければならない場合は、単純に1日につき、摂取カロリーを100kcal減らしていくと77日間で、目標理想体重になります。また具体的な減量プログラムの計算式がありますので各動物病院で肥満を評価して、肥満傾向であれば減量プログラムを計画しましょう。

肥満は万病の元です。過度な運動は避け食事療法にて減量しましょう。

イヌのワクチンについて2

愛犬のワクチンについては、法定伝染病である狂犬病があります。生後90日以降の仔犬から、国内では接種が義務とされています。1957年以降から国内では発生がありません。
しかしながら、海外では年間4〜5万人もの人が命を落としています。公衆衛生上の防疫として、必ず接種する必要があります。
また、イヌ同士のみに感染するウイルスがあります。これらは、母親から受け継ついだ母子免疫が弱くなる頃(2〜3ヶ月ごろから)にワクチンを接種することにより予防します。
死亡率の高いジステンパー(症状:高熱、目やに、嘔吐、下痢)や、パルボ(症状:激しい嘔吐、下痢、下血)などです。他に伝染性肝炎、アデノウイルス2型、パラインフルエンザウイルス、コロナウイルス、などです。

レプトスピラによる細菌感染は、人に伝染する人畜共通伝染病でもあります。
国内でも近年確認されました。愛犬へのワクチン接種は、狂犬病の接種を原則として行い、イヌ特有の伝染病のワクチンは、飼育環境、行動に応じて種類を選択するのが良いでしょう。
また、ワクチンアレルギーも存在しますので、ワクチン接種後は経過観察が必要です