ささき動物病院

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イヌとネコの咳について

咳の定義として、肺から、異常音を伴う空気の吹き出しといえます。原理として咳の機能は好ましくない物質を気道から排除する生理機能ともいえます。しかし、場合により持続性で、衰弱や消耗を伴うとき、病気としての兆候と獣医師は診断します。

原因となる部位については、大きく分けて上部気道、下部気道、心血管と分類します。また、感染性か、非感染性であるかも重要です。なぜなら治療方針も違うからです。
診断の手段は、気管の触診や、胸部を聴診します。気管の触診により咳を誘発し、再度心臓や、肺の異常音を確認し正確に鑑別します。また飼育環境にも獣医師は耳を傾けます。

咳の特徴は診断の評価になります。音が大きく、粗く、乾いた咳は喉や気管、肺などの炎症の特徴であり、イヌやネコのウイルス性伝染性疾患に多く診られます。
ガチョウの鳴き声のような咳は、気管が偏平しているトイ犬種や短頭種で聴取されます。
心不全では、心臓と肺音に異常音が認められ、慢性の咳を伴います。特に心雑音と異常な脈拍は心臓が原因で咳をしているイヌやネコで聴取されます。

咳は重大な病気の兆候といえます。持続して頻発し、元気がなくなっていくようであれば動物病院で診断するようにしましょう。案ずるより生むが易しなのです。

イヌのワクチンについて2

愛犬のワクチンについては、法定伝染病である狂犬病があります。生後90日以降の仔犬から、国内では接種が義務とされています。1957年以降から国内では発生がありません。
しかしながら、海外では年間4〜5万人もの人が命を落としています。公衆衛生上の防疫として、必ず接種する必要があります。
また、イヌ同士のみに感染するウイルスがあります。これらは、母親から受け継ついだ母子免疫が弱くなる頃(2〜3ヶ月ごろから)にワクチンを接種することにより予防します。
死亡率の高いジステンパー(症状:高熱、目やに、嘔吐、下痢)や、パルボ(症状:激しい嘔吐、下痢、下血)などです。他に伝染性肝炎、アデノウイルス2型、パラインフルエンザウイルス、コロナウイルス、などです。

レプトスピラによる細菌感染は、人に伝染する人畜共通伝染病でもあります。
国内でも近年確認されました。愛犬へのワクチン接種は、狂犬病の接種を原則として行い、イヌ特有の伝染病のワクチンは、飼育環境、行動に応じて種類を選択するのが良いでしょう。
また、ワクチンアレルギーも存在しますので、ワクチン接種後は経過観察が必要です