ささき動物病院

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イヌの難産について

愛犬の難産で多く見かける例は、陣痛微弱です。陣痛を誘発させる薬剤として、オキシトシンがあります。あるいは膣を刺激するフェザーリングも有効ですが、動物病院にて対応します。また、胎児の失位(逆子)も原因です。獣医学用語では、正常な位置を頭位、尾位、と表現します。失位については前肢後転位、殿位、頭頂位、子頭側転位と表現します。
失位の評価は、膣内に指を挿入して確認することができます。

胎児数が少ない場合、胎児の過大、胎児奇形、子宮無力症も難産の原因となります。
これらの条件により、難産で産道から胎児を取り出すことが出来ない場合、帝王切開が適用されます。また、計画された帝王切開として、難産の発生率の高い犬種や、骨盤骨折などにより、産道の狭窄が事前に把握される場合、分娩予定日に帝王切開を行います。

胎児より先に、深緑色の分泌物(ウテロベルデイン)が確認された場合、胎盤剥離があるが、胎児が出産されない状態です。これは、帝王切開の重要な判断材料となります。

なにより、出産前後は、かかりつけの獣医師との連絡、相談を、緊密におこなうことです。

イヌのワクチンについて2

愛犬のワクチンについては、法定伝染病である狂犬病があります。生後90日以降の仔犬から、国内では接種が義務とされています。1957年以降から国内では発生がありません。
しかしながら、海外では年間4〜5万人もの人が命を落としています。公衆衛生上の防疫として、必ず接種する必要があります。
また、イヌ同士のみに感染するウイルスがあります。これらは、母親から受け継ついだ母子免疫が弱くなる頃(2〜3ヶ月ごろから)にワクチンを接種することにより予防します。
死亡率の高いジステンパー(症状:高熱、目やに、嘔吐、下痢)や、パルボ(症状:激しい嘔吐、下痢、下血)などです。他に伝染性肝炎、アデノウイルス2型、パラインフルエンザウイルス、コロナウイルス、などです。

レプトスピラによる細菌感染は、人に伝染する人畜共通伝染病でもあります。
国内でも近年確認されました。愛犬へのワクチン接種は、狂犬病の接種を原則として行い、イヌ特有の伝染病のワクチンは、飼育環境、行動に応じて種類を選択するのが良いでしょう。
また、ワクチンアレルギーも存在しますので、ワクチン接種後は経過観察が必要です